おバカのぴかちゃん、今日も行く
おバカのぴかちゃんの、小さな物語。
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渡り鳥の群れが、東のほうに向かって飛んで行きました。

一匹だけ、なぜか川の中に残っていました。


「どうしたの?」

ぴかちゃん、その鳥に尋ねたの。


「おい、見えるか?

オイラのそばの木の枝に、キレイなカワセミがいるだろう。

この夏、オイラがココに来たときに、深い仲になったのさ。

冬になったけど、どうしても離れたくないってんで、オイラ決めたんだ。

もうどこにも行かない、ずっとお前とここにいるってな。」

そう言うと、その鳥は、カワセミの方にそっと寄り添っていきました。


真っ黒な渡り鳥と、見事に青いカワセミは、冬の冷たい川面に美しく映えていました。



おバカのぴかちゃん、今日も行く。

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