おバカのぴかちゃん、今日も行く
おバカのぴかちゃんの、小さな物語。
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ももちゃんとお話をしながら、今朝もぴかちゃんはお散歩です。


「昨日は暑かったけれど、今朝は少し涼しくて、気持ちがよいね」

「フ~ン・・・」


「明日も涼しくなってくれたら、いいなぁ」

「フ~ン・・・」


「そう言えば、タケルは九州で元気にやっているよ」

「フ~ン・・・」


ももちゃんが「フ~ン」としか言わないので、ぴかちゃん尋ねてみました。

「ももちゃん、なんでフ~ンしか言わないの?」


ももちゃんがジ~ッとあたしを見て、穏やかな声で答えてくれました。

「昨日のことは過ぎました。
 明日のことはわかりません。
 タケルがどうであれ、すべてはなるようになるのでしょう。
 あなたの書いている般若心経には、すべては空だと教えているのではないのですか?
 そして、あなたたち人間は、それを求めているのではないのですか?」

ぴかちゃん、そう言われてちょっとドキッとしました。

「ただし・・・」とももちゃんは続けて、

「なかなかそうなれないのが、あなたたち人間だということを、私は知っています。
そして、そんなもろいぴかちゃんだから、私はこうしてそばにいるのです」

そう言うと、あたしと並んで、また歩き出しました。



おバカのぴかちゃん、今日も行く。
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