おバカのぴかちゃん、今日も行く
おバカのぴかちゃんの、小さな物語。
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ももちゃんと散歩をしている途中で、霜枯れた畑の中から、けたたましい声を上げながら、一羽のヒバリが飛び出した。


ピチチピチピチチチ・・・

ヒバリはずっと鳴き通しで、少しずつ同じ場所をただ上の方へ向かって飛び始めました。


ピチピチチピチチチ・・・

体は正面を向いているのに、それはドンドンと空に向かって昇っていきます。


米粒くらいの大きさに見えたヒバリは、それでもなお鳴くことを止めず、ゴマつぶぐらいの大きさとなり、やがてとうとう、芥子粒くらいになって、目で追うのにも難しいほどの大きさになりました。


ピチチピチピチピチ・・・

真っ青な中天から、声の粒が降ってきます。


ももちゃんとその声を浴びながら、なにやら命の春を感じていました。




おバカのぴかちゃん、今日も行く。




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